ナオヤニウム。

精神科看護師が、日々思ったことをつらつらと書きます。

デジタルデトックスを試みた話を書きたい

デジタルデトックスに挑戦したので簡単にレポートしたい。

目次

 

概要

色々嫌になって、誰ともコミュニケーションしたくないと思った。

SNSで猫の動画を見たり、推しの情報を仕入れたり、映える写真を見て楽しむのも良いが、「コロナが急拡大している」「ロシアとウクライナで武力衝突の可能性が高まっている」などの情報を毎日見ていると、心が荒む。

「誰々がこんな風に怒っている」のを見るのも、息苦しくて辛かった。

まずはデジタルから遮断しようと思い、いきり立ってデジタルデトックスを試みた。

 

デジタルデトックスの詳細は下記参照。

digitaldetox.jp

 

デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組みです。

 

方法

自分は説明をよく読まないアホなので、iPhoneiPadMacBookの電源を切り、できるだけリアルな体験を大事にした。

でもApple Watchはムーブ・エクササイズ・スタンドすべて毎日ゴールを達成していて、1月15日現在で559日連続で達成している。

この記録が途絶えてしまうのは嫌なので、これだけは電源をオンにした。

 

目標

何の気なしに突然始めたことだったので、目標も何も決めず、ただ電源を切って、乱れた心を落ち着かせられればヨシとした。

最初は12時間の間電子デバイスの電源を切る状態を持続することを目標とし、長くても一週間くらいかな、と思った。

 

結果

12時間からスタートし、少しずつ時間が伸びて電源を切る状態が持続できた。

3日目くらいから電源を入れてもいいやになり、結局、たまたま電源オンにしたときにかかってきた大学からの電話で、完全に電源を切る生活はできないのだなと思い、少しずつ元に戻った。

 

結果として心が軽くなった、気がする。

ストレスチェックなどの客観的なスケールを使ったわけではないので、完全に主観的な情報しかない。しかし、デジタルから離れて気分転換をすることができた。

 

行ったこと

自分は一応、国家試験直前の身分なので勉強はしっかり行う。

自分は普段から通知が多いほうではないが、割り込んでくる電話を含めて一切連絡が入ってこないことが保証されるのはとても心地よかった。

いつもより勉強に集中できたと思う。

 

自分は心が乱れたなと思うときは、メンタル関連の本を読むようにしている。

本を読んでる俺スゲーっていう優越感的なやつももちろんあるが、それ以上に新たな考え方やストレス解消法を知り、自分に実践し、また成長ができるというプロセスが面白い。

不満を人に愚痴るのも良いが、人に自分の機密事項を漏らされたり、根も葉もない噂を立てられたらムカつくので、「自分の秘密が絶対に保証される、利害関係のない第三者」にだけ、自分の本心を話すようにしている。

 

読んだ本は以下の2冊。

『人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本』

www.amazon.co.jp

→自分はあまりにも他人軸で生きているなぁと痛感した。他人の目を気にし、相手がどう思っているか慮りすぎて自分が潰れてしまうことがままあるなぁ、と思った。

もっと自分軸で生きて良いんだ。

 

『ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法』

www.amazon.co.jp

→お金の話が多くて今の自分にはふーん、くらいの話が多かったが、これからの自分にとっては重要な情報だと思った。

自分の分を知り、自分のできる範囲内で頑張ればよいのだ。という話は、今の自分にはスッと楽になる感じがした。

 

そして、息抜きはちゃんとやる。

自分の場合は家庭用ビデオゲーム(パワプロ2020/PS4版)が息抜きになった。ビデオゲームってデジタルじゃん!とか思ったそこのあなた。この際、そんな話は無しにしよう。俺が好きだからいいのだ。

運動もそれなりにやった。筋トレと有酸素運動で汗をかいた。

ノートに自分の思ってること、嫌だと思っていること、書き殴る形で何でも書いていった。

自分はいつも寝る前にゴロゴロしながらiPadYouTubeを見ているのだけど、それをしなかったので、布団に入ってから入眠するまでスルリといった。

起床に関しても、いつも設定しているスマホのアラームがなかったので好きに起きることができた。

 

不便だと思ったこと

一切の連絡が閉じられたので、ニュースや大学からの連絡が届かなくて初動が少し遅れたところもあった。

困ったのは料理のとき。

作りおきの料理をするときにいつも推しの音楽をかけながらやってるんだけど、全音楽が入っているスマホを一切見ないようにしたので、音無しで少し寂しかった。

料理をするときに、レシピをiPadで見ながらやることも禁止したので、味付けが少し適当になった。でも案外うまく行った。

料理が終わったときの記録を写真に残しているけど、それもスマホを禁止したので困った。結局、電源を入れて、写真を撮るだけしてすぐに電源をオフにした。

4日目くらいに大学から電話連絡が来て、もうやめてもいいかなと思って少しずつ復帰した。

起床時、スマホで設定しているアラームが鳴らなかったので過眠傾向になった。

 

考察

現代人は鍵垢で愚痴を吐いたり、TikTokのバズ動画で笑ったり、インスタで美味そうな飯にヨダレを垂らしたり、Facebookで経歴自慢をしたりするが、時には自分にとって毒に感じることもある。こいつは羨ましいと思ったり、なんかムカつくとか、怖いとかの負の感情だ。

デジタルから少し離れて、リアルの五感を楽しむことはとても重要だと思った。

今の時代、一切の連絡はLINEなどのメッセンジャーツールと携帯電話(スマホ)で、昔みたいに連絡網を作って自宅に電話する、とかはなくなったのだなあと思った。

これが意味するところは、携帯を持っていることが当たり前すぎて、携帯がないことを想定しない社会ができあがっていることだと感じた。

持てない人も含めて、意図して携帯を持たない人も少なからずいる。

自己を表現できる場(SNS)が沢山あるのは良いが、いつも通知に囲まれて生活するのもまたどうなのか、と考えるきっかけになった。

かと言って、もはや携帯を使わない、デジタルに一切触れない日常は考えられないほど、デジタルは社会に浸透している。

特にコロナ禍で人と直接会うことが忌避される社会情勢の中、SNSは人と人とのつながりを感じられる最善のツールだ。リプライを送り合うだけでも、自分が社会から孤立していないという感覚を得ることができる。

しかし一方でやりすぎも禁物だと思った。

 

まとめ

何事も依存関係になるのではなく、バランスや距離を保ち、用法用量を守って正しく使うことが大事だと思った。

自分の身は自分で守ろう。

 

以上駄文でした。